収入の構造|副業の税金について税理士が解説Part2
会社員の副業を考えてみましょう。
会社からもらう給料は、税務的には「給与所得」といいます。パラレルキャリアにより、この「給与所得」とそれ以外の所得がプラスされることになります。
具体的には、以下の3つがあります。
1給与所得
給与所得 + 2事業(不動産)所得
3配当所得+譲渡所得
1は、他の会社からも給料をもらう場合。
2は、フリーランスなどで事業としての所得がある場合。
3は、株式からもらえる配当がある場合や、株式や不動産などを売却した場合。
配当とは会社が利益の一部を株主に還元することで、これをもらうと「配当所得」が発生します。また、「譲渡所得」は特定の資産を第三者に売り渡すことで発生する所得です。
これらが3つともある人もいるし、他の会社でアルバイトするだけの1のパターンの人もいるでしょう。これは人それぞれで、どのような活動をしているかによって変わってきます。
会社員として多いのは、以下の2つの場合ですね。
給与所得+給与所得
給与所得+事業所得
事業所得は、フリーランスでも知り合いの会社を手伝う場合でもよいです。